有機野菜という言葉はよく耳にするも、きちんと説明できる人は意外と少なかったりします。
有機農産物とは、農薬・化学肥料・土壌改良剤を3年間使用していない土地(野菜・米は2年間)で堆肥を使って栽培された農産物で、JASがが指定した検査機関によって認証された野菜のみが「有機野菜」を名乗る事が出来ます。
この、有機JAS認証。
この認証を取らなければ、「有機野菜」として販売することが出来ないものの、全国の各生産者が「うちの野菜は有機栽培です!」とか「無農薬でつくってます!」と広告するのを規制する法律ではないので、ウソでなければ「有機栽培」をアピールできます。消費者が商品を選ぶための一つの指標として作られた制度だけど、あまり一般消費者には認知されていないという悲しい現実。
それよりも問題は、この「有機JAS認証」を取得する為の生産者の経済的負担が大きい事。
基準をクリアする為に圃場や設備の改修や認証手続きに多額の出費が必要になり、生産者には大きな負担になっています。
苗・種も有機栽培のものを使用しなくてはならないと法律で定めておきながら、「入手困難な場合は使用しなくてもよい」という矛盾だらけの法律・・・。
日本の農業従事者の多くは家族経営で農業を営む「零細企業」がほとんどで。ご高齢のご夫婦で細々と昔ながらの農法で愛情込めて野菜を育てている農家さんが多いのが現実。
そんな現状から、認証を受けずに生産を続けている生産者も多いようです。
ちなみにこれが「有機JASマーク」
このマークが付いている野菜は正真正銘の有機野菜ってわけです。
料理でも何でもそうですが、「モノを作る人」は皆それぞれプライドを持ってモノづくりに取り組んでいます。
野菜を作っている農家さんも、野菜にたいしていっぱいの愛情をもって育てています。
このマークも、一般消費者にとってはモノ選びの基準となると思いますが、作っている農家さんの人柄に触れるのが一番確実な野菜選びだと思います。


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