2013年6月5日水曜日

モロヘイヤ

エジプトを中心とした中近東地域で栽培され、高温な乾燥地帯でも育つ生命力の強い野菜です。

エジプトが原産のモロヘイヤは、アラビア語で「王様の野菜」という意味ですが、王様だけではなく一般庶民も日常的に食べていた野菜です。


その昔、エジプトの王が重い病にかかり、どんな薬を飲ませても治らなかったのに、モロヘイヤ入りスープを飲んだらたちまち回復したという話が伝わり、以来「王様の野菜」と呼ばれているそうです。


モロヘイヤは栄養価が高い事で知られる野菜です。


まず、老化の原因である活性酸素の働きを抑えるカロテンの含有量は野菜の中でもトップクラスで、細胞の老化を遅らせて、血管や粘膜を丈夫にしてくれます。


そして、日本人に不足しがちなカルシウムを豊富に含んでいます。ビタミンKも豊富に含んでいますので、カルシウムとのコンビで骨粗しょう症の予防にも効果的です。

その他にも食物繊維・ビタミンB1、B2、C、E、カリウム、マグネシウムなどビタミン・ミネラル類を豊富に含んでいますが、特筆すべきは刻んだ時に出るネバネバの正体、「ムチン」です。


このムチンはたんぱく質と糖質から出来た「多糖質」でたんぱく質の消化を促し、消化器の粘膜を保護して消化不良や食欲不振を防ぎ、夏バテで疲れた胃のトラブルを予防します。
水分を吸収し、胃や腸管を刺激する事で便秘を改善し、コレステロールや血糖値の上昇を抑える働きがあります。


また、高温で乾燥した地域の生まれのモロヘイヤは活性酸素を抑える働きのあるクロロゲン酸ケルセチンというポリフェノールが豊富に含まれ、モロヘイヤが抗酸化作用の高い野菜である事が示されています。



モロヘイヤの種やサヤには毒があります!

モロヘイヤの種やサヤにはストロファンチジンという強心剤のような成分が含まれています。


あくまで、写真のように黒ずんで熟成された種に含まれる成分です。流通で出回るモロヘイヤは若い葉や茎の部分なので、毒性のある成分は含まれていません。

折角の高栄養価の野菜なので余す所なく頂きたいものですね。



おすすめの食べ方は「納豆+モロヘイヤ」!!

これです。

さっと茹でたモロヘイヤを水にとり、水分を搾ったあとよくきざんでネバネバを出してから納豆と合わせます。


納豆に含まれるビタミンKと血栓予防効果のある「ナットウキナーゼ」で健康効果倍増!


これから時期は蕎麦にかけても良いですね♪

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